すっかり歳をとっておとなしくなったチビクリは家出をすることもなくなった。
まったりと縁側にねそべり日々を過ごす。
そのころはシャレたキャットフードなどなく、チビクリの食事は小鯵を煮たものだった。もちろん味はついていない。
若いころは何ともなかったのだが近頃は口から異臭がする。
歳のせいかと思っていたのだがどうやら違うらしい。
動物病院へ連れて行って診てもらうことにした。
口を開けると小さな骨が歯茎にいくつも刺さっている。それが原因だった。獣医がピンセットで骨を抜いていく。
その行為に腹を立てたのか、治療が終わって獣医が手を放した途端、その手を引っ掻きあげくにじゅういにおしっこをひっかけた。
私は大変申し訳ないと思ったのだが、家へ帰って母に報告すると、獣医なのだからそれも仕事のうちと答えた。
そんなものか?
やがてチビクリとも別れる日がきた。
自分の寝床のかごの中で息をひきとった。
高校生の頃だったと思う。考えると10年以上いきていたことになる。
長生きだったのか短命だったのか、私にはわからない。
ただ強烈に印象が残っているのは、息をひきとった瞬間、チビクリの体にいたノミが一斉にはねあがったことだ。
私はチビクリを大きなバスタオルでくるみ、裏庭の隅に埋葬した。
さよならチビクリ
まったりと縁側にねそべり日々を過ごす。
そのころはシャレたキャットフードなどなく、チビクリの食事は小鯵を煮たものだった。もちろん味はついていない。
若いころは何ともなかったのだが近頃は口から異臭がする。
歳のせいかと思っていたのだがどうやら違うらしい。
動物病院へ連れて行って診てもらうことにした。
口を開けると小さな骨が歯茎にいくつも刺さっている。それが原因だった。獣医がピンセットで骨を抜いていく。
その行為に腹を立てたのか、治療が終わって獣医が手を放した途端、その手を引っ掻きあげくにじゅういにおしっこをひっかけた。
私は大変申し訳ないと思ったのだが、家へ帰って母に報告すると、獣医なのだからそれも仕事のうちと答えた。
そんなものか?
やがてチビクリとも別れる日がきた。
自分の寝床のかごの中で息をひきとった。
高校生の頃だったと思う。考えると10年以上いきていたことになる。
長生きだったのか短命だったのか、私にはわからない。
ただ強烈に印象が残っているのは、息をひきとった瞬間、チビクリの体にいたノミが一斉にはねあがったことだ。
私はチビクリを大きなバスタオルでくるみ、裏庭の隅に埋葬した。
さよならチビクリ
2009.03.08 ▲
チビクリは死ぬまでに何回かお産をした。当時は雑種でもそれなりに貰い手があって、どこでも可愛がってもらっていたと思う。たとえ捨てられたとしても生活には困らなかっただろう。
だが中年を過ぎたころ、障害をもった子猫が生まれた。さすがにこの猫は引き取り手がなく、我が家の二匹目の飼い猫となった。
名前はヒョコという。
左足が悪く、ヒョコヒョコ歩いている姿からつけられた名前。
だがそのヒョコは何年も我が家にはいなかった。
2歳になったころ、母親のマネをして家出をしたのはよかったが、あの足で家に戻ることはできなかったのか、どこかで事故にあったのか、それとももっと心地よい住み家が見つかったのか、二度と姿を見せることはなかった。
それ以降、チビクリの産んだ猫は育たなくなる。
生まれても乳をあげない。
どうやら乳がでないらしい。吸われて痛いのかどの子猫もただ舐めるだけ。乳を吸わせない。
中学生になった私がスポイトで必死に牛乳を飲ませても子猫は徐々に弱り死んでしまう。
布で包んで裏庭に埋めた。
そんなことが2−3回続いたあと、チビクリは妊娠しなくなった。
老齢になったのだろう。
年老いた猫はいろいろと健康上の問題ももつことになる。
だが中年を過ぎたころ、障害をもった子猫が生まれた。さすがにこの猫は引き取り手がなく、我が家の二匹目の飼い猫となった。
名前はヒョコという。
左足が悪く、ヒョコヒョコ歩いている姿からつけられた名前。
だがそのヒョコは何年も我が家にはいなかった。
2歳になったころ、母親のマネをして家出をしたのはよかったが、あの足で家に戻ることはできなかったのか、どこかで事故にあったのか、それとももっと心地よい住み家が見つかったのか、二度と姿を見せることはなかった。
それ以降、チビクリの産んだ猫は育たなくなる。
生まれても乳をあげない。
どうやら乳がでないらしい。吸われて痛いのかどの子猫もただ舐めるだけ。乳を吸わせない。
中学生になった私がスポイトで必死に牛乳を飲ませても子猫は徐々に弱り死んでしまう。
布で包んで裏庭に埋めた。
そんなことが2−3回続いたあと、チビクリは妊娠しなくなった。
老齢になったのだろう。
年老いた猫はいろいろと健康上の問題ももつことになる。
2009.03.05 ▲
小学校低学年の時だったろうか、我が家に猫がやってきた。
当時猫といえば雑種が普通で、ご多分にもれず我が家も三毛猫だった。
名前はチビクリといった。
なぜチビクリなのか、命名は母だったので理由はしらない。
もちろん、猫はあっというまに大きくなり、チビクリと言う名は似合わなくなる。だが、一度つけた名前は変えようもなく生涯チビクリだった。
このチビクリがよく家出をする。
メスなのに。
そして半年ほど家を空ける。
どこで何をしていたのやら、帰ってくるときはいつもボロボロ。どこの野良猫かと思うくらいだった。
現在とはとは異なり、猫は家で飼うものという合意ができていた時代ではない。
猫とは自由に外をほっつき歩く生き物だった。
帰って来る時は必ず二階のベランダの戸を爪で引っ掻き、ニャオ〜といかにも恨めしげになく。
殆どが夜中のご帰還。
まるで放蕩息子のようではないか。メスなのに。
眠い目をこすりながら起きて戸を開けるのは小学生の私の役目だった。
いったい、両親は何をしていたのだろう。
猫の鳴き声に気付かないほど熟睡していたのか。
それとも猫の世話は私の役目だと思っていたのか。
私が自分で猫が飼いたいと言った覚えはないのだが。
当時猫といえば雑種が普通で、ご多分にもれず我が家も三毛猫だった。
名前はチビクリといった。
なぜチビクリなのか、命名は母だったので理由はしらない。
もちろん、猫はあっというまに大きくなり、チビクリと言う名は似合わなくなる。だが、一度つけた名前は変えようもなく生涯チビクリだった。
このチビクリがよく家出をする。
メスなのに。
そして半年ほど家を空ける。
どこで何をしていたのやら、帰ってくるときはいつもボロボロ。どこの野良猫かと思うくらいだった。
現在とはとは異なり、猫は家で飼うものという合意ができていた時代ではない。
猫とは自由に外をほっつき歩く生き物だった。
帰って来る時は必ず二階のベランダの戸を爪で引っ掻き、ニャオ〜といかにも恨めしげになく。
殆どが夜中のご帰還。
まるで放蕩息子のようではないか。メスなのに。
眠い目をこすりながら起きて戸を開けるのは小学生の私の役目だった。
いったい、両親は何をしていたのだろう。
猫の鳴き声に気付かないほど熟睡していたのか。
それとも猫の世話は私の役目だと思っていたのか。
私が自分で猫が飼いたいと言った覚えはないのだが。
2009.03.03 ▲
以前、シェルティーを飼っていた友人がチワワを家族に迎え入れた。
シェルティーと同じ名前にしたようだ。
大きさは違っても二代目というわけ。
やはり犬の家族がいないと寂しいのだろう。その気持ちはよくわかる。
ペットショップで目があって連れて帰ってきたという。
ご縁ですね。
一目ぼれ。
犬バカも復活のよう。めでたい。
やはり犬のいない生活は少し物足りない。
私はもう飼うことはないので、チワワちゃんに遊んでもらおうかな。
ひとごとながらちょっと嬉しいニュース。
飼い主に無断で写真を載てもいいかな。犬だし。
もしこの記事を見て不都合と思ったらコメントよろしく。即削除します。
って、見てないかもね。

シェルティーと同じ名前にしたようだ。
大きさは違っても二代目というわけ。
やはり犬の家族がいないと寂しいのだろう。その気持ちはよくわかる。
ペットショップで目があって連れて帰ってきたという。
ご縁ですね。
一目ぼれ。
犬バカも復活のよう。めでたい。
やはり犬のいない生活は少し物足りない。
私はもう飼うことはないので、チワワちゃんに遊んでもらおうかな。
ひとごとながらちょっと嬉しいニュース。
飼い主に無断で写真を載てもいいかな。犬だし。
もしこの記事を見て不都合と思ったらコメントよろしく。即削除します。
って、見てないかもね。

2008.10.17 ▲
空前のペットブームだそうで、お墓の需要も多いと聞く。
モモちゃんもペット専用の霊園で焼いてもらったのだが、そこで聞いたところによると金魚まで供養する人がいるらしい。
金魚? 焼いたらいくらなんでも形はとどめないと思うが、小鳥のような小さな動物と一緒にするのだそうだ。
色々な人がいるものだ。
その霊園には、まるでロッカールームが並んでいるような安置所がある。
モモちゃんは連れて帰ってきたが、そこに安置する人も多いらしい。
最愛のペットが死んだ場合、お墓をどうするかが当面の課題になる。
骨壷を庭の隅に埋める人もいれば、自分のお墓の横にペット用のスペースを確保する人もいる。
手放せなくてずっと手元に置いておく人もあるらしい。
さて、我が家はどうするか、考え中。
モモちゃんもペット専用の霊園で焼いてもらったのだが、そこで聞いたところによると金魚まで供養する人がいるらしい。
金魚? 焼いたらいくらなんでも形はとどめないと思うが、小鳥のような小さな動物と一緒にするのだそうだ。
色々な人がいるものだ。
その霊園には、まるでロッカールームが並んでいるような安置所がある。
モモちゃんは連れて帰ってきたが、そこに安置する人も多いらしい。
最愛のペットが死んだ場合、お墓をどうするかが当面の課題になる。
骨壷を庭の隅に埋める人もいれば、自分のお墓の横にペット用のスペースを確保する人もいる。
手放せなくてずっと手元に置いておく人もあるらしい。
さて、我が家はどうするか、考え中。
2008.09.28 ▲